水戸市の動物病院|小動物診療(犬・猫・小鳥・うさぎ・ハムスター他)・しつけ教室・ペットホテル・シャンプー・トリミング

おかにわ動物病院

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症例紹介

■犬の鼠径・腹腔内陰睾・精巣腫瘍

精巣が陰嚢内に下降せずに、停留睾丸(陰睾丸)として鼠径部(内股)や腹腔内(お腹の中)に位置している子がいます。
通常よりも高い温度下にあるため、正常な精巣に比べると腫瘍化しやすいとされてます。
(写真 上段左:鼠径部陰睾丸の腫大、上段右:腹腔内陰睾丸の摘出、下段:精巣腫瘍と正常精巣の比較)

■犬の大腿骨骨折整復手術

中型犬の大腿骨骨折整復手術です。単純骨折ではなく、骨片が生じていたため、ワイヤーで骨片を整復後、プレートを用いて整復しました。

■小型犬の大腿骨頭壊死症(レッグ・ぺルテス病)

股関節は骨盤の寛骨臼と呼ばれる丸い窪みに、大腿骨先端にある骨頭(丸い部分)がはまり込むような形になっています。
大腿骨頭壊死症は、この大腿骨頭への血液供給が障害される結果、大腿骨頭の成長障害が生じ、進行性に骨の変形・崩壊が生じてしまう疾患で、股関節での疼痛と患肢の跛行を引き起こします。
基本的に内科療法では治癒しないため、大腿骨頭切除術や人工関節置換術によって治療を行います。。
主にトイ種やミニチュア種など小型犬の成長期に発症することが多いとされ、、現在のところ遺伝疾患と考えられています。
  (左:変形・崩壊した大腿骨頭)  (右:同一個体の正常な大腿骨頭)


    (左:大腿骨頭を露出させた写真)     (右:切除した大腿骨頭 ※変形や亀裂がある)

■ウサギの子宮卵巣疾患

未避妊のウサギには加齢に伴って、子宮や卵巣疾患が増加します。
特に、子宮内膜の変化(粘膜が過形成を起こす)とともに、腺癌等の悪性腫瘍の発生も多く見られます。
また、未避妊の場合、乳腺腫瘍(乳腺癌)等も好発します。
これらの病気の多くが若齢のうちに避妊手術を行うことで予防ができます。
また、病気が発生した場合には早期の外科手術が推奨されます。


■犬の脊髄疾患

ここ最近ではM.ダックスの飼育頭数の増加もあり、椎間板ヘルニアという病気が有名になってきました。
実際には脊髄疾患には確定診断にはMRIを代表とする画像診断が必要な場合が多く、変性性脊髄症や脊髄梗塞(繊維軟骨塞栓症)、脊髄空洞症などの疾患が混在されていることも多いのが現状です。
また、延々とステロイドの投与を受けている症例も見かける事があります。
状況に応じては積極的な検査による確定診断や適切なリハビリ療法が失われた機能の回復には重要です。

               (椎間板ヘルニアと脊髄浮腫)

                   (脊髄梗塞)

■猫の骨折整復手術

昔と比較をすると、交通事故などによる骨折症例は減少してきましたが、小型犬や外に行く猫を中心に、骨折で来院されることがあります。その場合は状況に応じて、外科的な整復が必要になる場合があります。
ただし、同じ骨折とはいえ、人間の骨折とは全く別の物で、術後のトラブル(癒合不全)が非常に多く報告されています。
大きく違うのは、小型犬や猫の場合に骨や筋肉が脆弱であること、術後の安静が困難ということ、です。
術後のトラブル(癒合不全)を防き、しっかり治癒させるには飼い主様の協力も不可欠です。

■犬の会陰ヘルニア

会陰部(左右日大腿と臀部で囲まれた領域)から腸や膀胱などが会陰部に脱出する病気で、「大多数は排便の異常やおしりの腫れ」を原因として来院されます。雄性ホルモンによる筋肉萎縮が原因になっていることが多いため、ほとんどが中年齢以降で未去勢の雄に発生します。
基本的には内科療法(対症療法)では根治せず、腸の穿孔などの危険性をはらむため、外科手術の適応となります。
当院では生体内組織を用いた手術方法(骨盤から筋肉を剥離・転位させて他の筋肉と縫合する術式)や人工材料を用いた整復を行っています。

■犬・猫の内分泌疾患

従来は内分泌疾患が疑われる症例では院外の検査機関に検査用の血液を送付して検査を実施するため、検査日数・コスト上の問題がありました。
特に重症例では、検査結果が判明するまでの時間が大きく予後に影響することもありました。
当院では内分泌検査機器を導入しましたので、従来よりも低コストかつ迅速に検査が可能になりました。
適応例:糖尿病と副腎皮質機能亢進症の鑑別
     犬の甲状腺機能低下症、猫の甲状腺機能亢進症、副腎皮質機能低下症(アジソン病)の発見または除外
その他、高齢犬・猫の健康診断においても発見しにくい上記の疾患の早期発見に効果を発揮します!
詳細に関しては、お気軽にお問合せください。

■犬・猫の心臓疾患


予防医療が普及と動物の寿命延長に伴い、心臓の疾患で受診される方も増えてきています。
獣医療においては心臓疾患は内科治療が主体となるため、早期発見と早期治療が大切です。
ご自宅の普段の生活の中で、昔に比べ運動しなくなった、疲れやすい、咳をするようになった等の異常に気づかれた方は診察時にご相談ください。
また、治療中の方でも心臓の病気でお悩みの方も心配な事などありましたら、お気軽にお尋ねください。
当院では血液検査・レントゲン検査・超音波検査・心電図などを備え、正確な病状の把握し、治療に努めてまいります。

           正常な心臓(左)と心臓疾患によって肥大した心臓(右)

■うさぎの臼歯処置


うさぎは食物をすり潰して食べるため、歯が永久的に伸びる動物です。
近年、不正咬合(咬みあわせの不具合)に伴うトラブルが多く見られます。
不正咬合を起こすと、歯が磨耗せずに伸びるため、結果として、自らの舌などを傷つけてしまいます。
その場合は全身麻酔下で歯の矯正を行ないます。
当院では必要に応じて、血液検査や術中の経静脈点滴などを行い、極力安全に実施出来るように努めています。
とはいえ、一度不正咬合を起こすと定期的な処置が必要になるケースが多く、適切な飼育環境を整えることが重要です。

■犬・猫の胃内異物・腸内異物


幼少期の犬・猫を中心に、異物を誤食してしまうトラブルが多数来院されます。
異物の内容は遊んでいたおもちゃ(紐=ひも、プラスチック、金属)、生ゴミ、鳥の骨など様々です。特に猫のひも状異物は腸まで巻き込んでしまうケースが多く、重症になりやすいため、注意が必要です。
当院では内視鏡を備えているため、動物の負担を軽減する為に内視鏡による摘出も行なっております。
ただし、内視鏡では摘出できない(してはいけない)異物も多く、その場合は胃切開や腸切開・切除による摘出を行ないます。(写真は内視鏡による摘出)
室内だけではなく、散歩中に異物を摂取してしまうケースも多い為、注意が必要です。

■犬・猫のアレルギー性皮膚炎

皮膚が弱く、薬がないと悪化する。色んな病院で治療をしても、結局なかなか良くならない。
こういった事で悩んで当院に来院される方が増える季節です。
残念ながら皮膚疾患に対して、漫然とステロイド治療を受け続けている方が非常に多くいらっしゃいます。
(もちろんステロイド治療などが継続的に必要な症例は多数あるのですが・・・。)
アレルギー疾患などは治療のゴールが必ずしも完治ではない場合があります。
また、どこをゴールとするかで治療内容も変化します。
当院では、原因に応じた最善の治療を提供する為、アレルギー検査・免疫療法・食事療法・薬浴を備え、総合的な治療を心がけています。お悩みの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。

■犬・猫の尿石症

冬場は飲水量が減少する為、泌尿器のトラブルが増える季節です。
尿石症は肥満や食事の内容、体質などによって尿中に細かな結晶が作られる状態が続き、それらが結合して大きな結石を形成する病気です。
症状としては頻尿や血尿など膀胱炎様の症状が一般的ですが、重症例では細かな結晶や結石が尿道に詰まり、腎不全・尿毒症を起こして来院されるケースもあります。
軽症な場合に内科療法・食事療法で治療が可能ですが、当院では大きな結石が出来てしまった場合や閉塞などのリスクを伴う場合は、外科的に結石を摘出する場合もあります。
無症状の方も尿検査で簡単に早期発見が出来る病気ですので、ご心配な方はいつでもご相談ください。
命に関わることもある病気ですので、上記の症状が認められた場合には様子を見ずに、早めに診察・治療を受けることをお勧めいたします。