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皮膚腫瘤(腫瘍)の摘出手術

皮膚腫瘤が破けてしまったわんちゃんの切除手術を行いました。

皮膚の腫瘤といっても、腫瘍性のものと非腫瘍性のものがあり、さらに腫瘍にも良性や悪性等の種類があります。

こういった腫瘤の摘出手術を実施する前には、針生検を行って病気の推測を行ったり、画像診断でその他の組織への浸潤を確認することもあります。

また、術後には摘出した腫瘤の病理検査を行い、病気の確定や切除の状況の把握、追加治療の必要性の判断を行います。

今回はある程度の悪性度を伴う腫瘤を想定し、完全な切除のため、充分なマージン(腫瘍の浸潤に備えて周囲の正常組織も摘出する)で行いました。