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ウサギの不正咬合・臼歯処置

前回の投稿で少し触れましたが、今月はウサギの不正咬合の治療のための臼歯処置や膿瘍切除等が多くありました。

写真では向かって右(このうさぎさんにとっての左側)の奥歯(臼歯)が伸びていました。

前歯(切歯)の歯が伸びてしまった場合には無麻酔で処置が可能ですが、臼歯の処置は全身麻酔で行っています。

そのため、全身の健康状態を崩す前に処置が出来ると麻酔リスクの軽減につながります。

食事の好き嫌いが目立つ、今まで食べていた食事を食べづらそうにしている等の症状がある場合には早めに歯の健診を受けてください。

もちろん食欲不振の原因は様々ですので、麻酔をかける前に全身の健康診断や血液検査等を行い、口腔内疾患以外の疾患を見落とさないように気をつけて実施しています。