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猫の尿道閉塞②

尿道閉塞を起こす主な要因として、尿石症という病気があります。

尿に含まれるミネラル成分が結合して結晶を形成したり、腎臓、膀胱等で結石となることで、様々な症状を引き起こす病気です。

雄猫は非常に尿道が細く、尿道における結石等の閉塞を起こしやすいという特徴があります。

そして大切なのが、「尿石症は完治させる病気」というよりも「尿石症は適切な管理でコントロールしていく病気」ということです。

よく「尿検査で結晶が消失=治療終了」と思われる方が多いのですが、尿石症は症状が改善後も適切な食事管理や内科療法を継続しないと、基本的には再発率が極めて高い病気です。