本来は血液中の存在し、免疫において重要な役割を果たしてくれるはずのリンパ球が腫瘍化し、リンパ節や臓器なにおいて腫瘤(腫瘍)を作ってしまいます。
おかにわ通信
猫のリンパ腫と抗がん剤治療
特に猫においてはFeLVという猫白血病ウイルスとの関連が強く、FeLV感染ネコにおいては若齢時に腫瘍(縦隔型リンパ腫)を形成することが多いことが特徴です。
治療は外科手術ではなく、抗がん剤を使って行います。
抗がん剤は正常な細胞(特に増殖の多い骨髄)にもダメージを与えるため、毎回検査を行いながら、投与量を調節して使用します。
今日も抗がん剤治療を行っている猫ちゃんがいますが、この子が少しでも長く良い状態が保てるようにしてあげたいと思っています。